四国の岩澤さんについて

西日本で点在する岩澤/岩沢さんのルーツについて

岩沢文伯の師

香川県の岩沢一族に岩沢文伯という人がいます。この人は眼医者で高松藩に仕え、藩家老の家臣となって、その子孫は明治維新の時に士族になっています。是弘村に三家系あった牢人(名字帯刀を許された)岩沢家のうちの一つです。

この人物については地域史に記事となっているので少々詳しく知ることができます。それを読んでいた時に気になったのは、この人物が師として仕えた人物が手塚氏だということ。この手塚氏、代々高松藩に仕えた眼医者です。

で、手塚で医者というと、マンガの神様手塚治虫手塚治虫も医学博士であり、先祖代々医者の家系だというのは、彼の描いた「陽だまりの樹」にも書かれています。

で、どうやらこの高松藩の眼医者手塚氏も同族のようなのです。

手塚氏は諏訪神社下社金刺氏(大神氏)の一族で、手塚治虫も「家系図にそう書いてある」というようなことを言っています。高松藩の手塚氏も同じく手塚光盛の子孫ということなので、遠い近いはともかく同族で医者というのは共通しているようです。

江戸時代に同姓で医者として活躍している家系ということなので、もしかすると結構近い親戚だったのかもしれませんね。もしかすると全国に医者の手塚さんがいたのかも。